動画編集者のためのAdobe Stock活用術|AI検索で素材探しを10分以内に終わらせる方法

素材探しに時間を取られていませんか?

動画制作において「素材探し」は意外と時間を食う作業です。フリー素材サイトを何十個も渡り歩き、クオリティに妥協しながらも「まあこれでいいか」と諦めた経験がある方も多いのではないでしょうか。

Adobe Stockは、Adobeが提供するプロ品質の写真・映像・音楽・テンプレート素材のサービスで、Premiere ProやAfter Effectsと直接連携しているため、ソフトを切り替えることなく素材を検索・配置できるのが最大の特徴です。本記事ではAI検索機能も含めたAdobe Stockの活用術を解説します。

Adobe Stockの素材カテゴリ一覧

カテゴリ 内容 動画制作での主な用途
写真 3億点以上の高解像度写真 サムネイル背景・スライド素材
映像(ビデオ) 4K・8Kを含む動画クリップ B-roll・背景映像・オープニング素材
オーディオ BGM・SE・環境音 動画BGM・効果音
テンプレート Premiere Pro・After Effectsのモーションテンプレート テロップ・トランジション・タイトル
ベクター・イラスト Illustrator形式のアイコン・イラスト インフォグラフィック・説明図
3Dアセット 3Dモデル・マテリアル After Effectsの3D合成素材

AI検索機能(視覚的類似検索)の使い方

テキストで検索する場合の工夫

Adobe Stockの検索はAIによる意味理解を活用しています。通常の検索より精度を上げるコツをいくつか紹介します。

  • 具体的な場面・雰囲気を英語で入力——「business team meeting」より「diverse team brainstorming creative ideas in modern office」の方が求めている素材に近い結果が得られます
  • 色・スタイルを追加——「golden hour」「cinematic」「minimal」「flat design」などのスタイルキーワードが効果的
  • フィルター機能を活用——縦型・横型・4K・ループ映像などのフィルターで絞り込む

画像から類似素材を検索する

「このイメージに近い素材が欲しい」という時は、参考画像をドラッグ&ドロップするだけで視覚的に類似した素材が表示されます。自分が撮影した写真を参考に似た雰囲気のB-rollを探す、といった使い方が可能です。

Premiere Proから直接Adobe Stockを使う方法

わざわざブラウザを開かなくても、Premiere Pro内から直接素材を検索・使用できます。

  1. Premiere Proの「ウィンドウ」→「ライブラリ」を開く
  2. ライブラリパネル上部の検索バーに素材名を入力する
  3. Adobe Stockの結果が表示されるので、ウォーターマーク付きのプレビュー版をタイムラインにドラッグして配置してみる
  4. 使用を決めたら「ライセンスを取得」ボタンでクレジットを消費してライセンス版に差し替える

この「プレビュー版でまず試して、気に入ったらライセンス」という流れが非常に便利です。ライセンス取得後もタイムライン上の素材は自動的に差し替わるため、作業を一切止めずに完結します。

Adobe Stockで素材探しを10分以内に終わらせるワークフロー

  1. 事前に必要な素材をリスト化する(2分)——「オープニング映像1本・BGM1曲・B-roll3本」など具体的に
  2. 各素材を英語キーワード+スタイルで一括検索(3分)——フィルターで縦型/横型・解像度・カテゴリを絞る
  3. 3〜5候補をプレビューでタイムラインに仮置き(3分)——実際の映像と合わせて確認
  4. 1本に絞ってライセンス取得(2分)——自動差し替え完了

Creative Cloudに含まれるAdobe Stockの特典

Creative Cloudのプランによってはモーショングラフィックステンプレートや一部素材が追加費用なしで使えます。また、Creative Cloudユーザーは月に一定数の無料素材利用権が含まれている場合があります(プランにより異なります)。

詳細はAdobe Creative Cloud公式ページで確認できます。素材探しに費やす時間を最小化したい方には、Adobe Stockとの統合が最も効率的な選択肢の一つです。

まとめ

  • Adobe StockはPremiere Pro・After Effectsと直接統合されており、アプリを切り替えずに素材を検索・配置できる
  • AI検索(視覚類似検索・詳細テキスト検索)を使えば素材探しの時間を大幅に短縮できる
  • プレビュー版でタイムラインに仮置きしてから購入できるため、無駄な出費が防げる
  • BGM・SE・テンプレートも一括管理できるため、複数サービスを渡り歩く必要がなくなる

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